映画『ソー:ラブ&サンダー』のタイカ・ワイティティ監督が、雷神ソーの二輪戦車を牽引する鳴き続ける巨大ヤギの演出は、テイラー・スウィフト絡みの古いミームに影響されていたことを、最近応じたInsiderのインタビューで明かした。
映画の序盤でミッションに成功したソーが授かる2頭のヤギには、とにかくうるさいという厄介な欠点があり、2時間の映画の間ずっとコミック・リリーフ的な役割を果たしている。
この演出について監督は、「ずっと鳴かせるつもりじゃなかったんです」と明かし、「原作漫画に登場するので、ヤギは必ず登場させる予定でしたが、どう聞こえるかは分かりませんでした。
そんな時、ポスト・プロダクションの誰かがヤギの鳴き声が入っているテイラー・スウィフトの楽曲のミームを見つけたんですよ」と述べている。
監督は、「そんなものが存在していることを知りませんでした。で、大声で鳴くヤギを聞いたらとにかく最高だなって思って。叫んでいるのは僕だと思っている人が多いみたいですが、違いますよ」と続けている。
テイラーのミームが最初に登場したのは2013年のことで、「トラブル/I Knew You Were Trouble」のミュージック・ビデオに、フェンスの後ろに立って大声で叫ぶヤギの映像をつなぎ合わせたものだった。
テイラーが“Now I'm lying on the cold hard ground”と歌ったあと、通常は曲のサビの冒頭の“Oh!”が続くが、このミームでは完璧なタイミングでヤギの鳴き声に置き換えられている。
監督は、「CGのヤギを作っていた業者の1人だったと思いますが、ファンが作ったヤギの鳴き声入りのテイラー・スウィフトの“トラブル”を入れてきたんですよ。僕たちはそれが本当におかしくてね。それはCGクリーチャーの進行具合を示すショットで、映画のためのものでも何でもなく、単なる報告用だったんですが、その叫び声がとにかく最高でした」と説明している。
ワイティティ監督はまた、本作のガンズ・アンド・ローゼズを多用したサウンドトラックには当初、ケイト・ブッシュの楽曲も収録される予定だったが実現しなかったと最近明かした。ケイト・ブッシュと言えば、2022年5月27日に配信されたNetflixシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン4に、彼女の1985年の楽曲「神秘の丘/Running Up That Hill (A Deal With God)」が採用され、世界中でリバイバル・ヒットを記録している。
別のインタビューで監督は、「あのドラマは大好きですけれど、ケイト・ブッシュの音楽に対して本当に当事者意識を感じている人間として……本当に腹立たしい!」とおどけ、「“ストレンジャー・シングス”の前から!そう、(“ラブ&サンダー”に)入れたかったケイト・ブッシュの曲がたくさんあったんですよ」と明かした。
(出典 news.nicovideo.jp)
『ソー:ラブ&サンダー』(原題: Thor: Love and Thunder)は、マーベル・コミックのキャラクター「ソー」を基とする、2022年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。監督はタイカ・ワイティティ、脚本はワイティティとジェニファー・ケイティン・ロビンソン、出演はクリス・ヘムズワ 16キロバイト (1,416 語) - 2022年7月13日 (水) 04:55 |
【テイラー・スウィフト 】
テイラー・スウィフト(Taylor Swift、1989年12月13日 - )は、アメリカ合衆国のポップ歌手、シンガーソングライター。女優として映画やテレビドラマにも出演している。身長178 cm、足のサイズは26.5cm。 立て続けにヒット曲を生み出しており、ファン層も広く、しばしば「America's sweetheart」と呼ばれる。
2018年に公開した「End Game」は1日で8,000,000再生にものぼった。
★テラスハウス(テレビ番組)のオープニングテーマ曲に現在までに3曲が使用されている。
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