1月15日よりスタートしたジャニーズWEST・小瀧望主演のオシドラサタデー「鹿楓堂よついろ日和」(毎週土曜夜11:30-0:00、テレビ朝日系)は、和風喫茶「鹿楓堂」を舞台に、店主でお茶担当のスイ(小瀧)をはじめ、料理担当・ときたか(葉山奨之)、スイーツ担当・椿(なにわ男子・大西流星)、珈琲担当・ぐれ(佐伯大地)という心優しき4人の青年たちが、悩みや寂しさを抱えてやって来る人々との交流を通して、自らの課題と向き合い成長していく姿を描く“癒やし系飯テロドラマ”。
原作は、「月刊コミックバンチ」(新潮社)に連載中の清水ユウによる同名コミック。
第1話のラストでは、スイと疎遠状態の双子の兄・八京役として、小瀧と同じグループのジャニーズWESTのメンバー・藤井流星が登場し、話題を呼んだ。
WEBザテレビジョンでは、昔からのスイの友人で、そのシブい趣味から“中身がおじいちゃん”と周囲にイジられる青年・ときたか役の葉山、イタリア人と日本人のハーフで、ムードメーカー的存在・ぐれ役の佐伯、鹿楓堂に近づく鬼才パティシエ・角崎英介役の白洲迅にインタビューを行い、作品への思いや共演者の魅力、撮影裏話などを聞いた。
■一つ一つの食べ物が全部魅力的!
――改めて、出演が決まった際のお気持ちを教えてください。
佐伯:まず一番に、男子が4人で喫茶店を営んでいるというところが、楽しそうだなと思いました。僕の役はバリスタで、珈琲担当なのですが、僕自身も珈琲が好きだったので、スイーツ担当ではなく珈琲担当でよかったなと思いました(笑)。あと、僕より若い皆さんと、男子校のような雰囲気で一緒に過ごせることもすごく楽しみでした。
葉山:僕は、最初に漫画の表紙のビジュアルを見て、「このうちの誰だろう?」と想像していたのですが、「まさかこれじゃないよな」という役が自分だったので、すごくびっくりしました(笑)。自分がこういった落ち着いた役を任せてもらうとは思っていなかったです。
佐伯:じゃあ誰だと思ったの?
葉山:角崎かなと最初は思っていて(笑)。そう思って読んでいたらときたかだったので、それが第一の衝撃でして。読み進めるうちに、どんどん落ち着いたキャラクターだという事が分かって、それが第二の衝撃でした。趣味は似ている部分があったりするのですが、何せ(僕は)落ち着きがないので、普段の自分とは違う感じがします。
白洲:僕もまさに奨之と一緒で、「僕が角崎か!」と思いました(笑)。引っかき回していくキャラクターなので、原作の印象よりもさらにテンションを上げて演じています。クレイジーな男の一面もあるので、そこはある意味また一つの挑戦だなと思いながらやらせていただいています。
あとは、食べることが何よりも好きなので、純粋に「パティシエ役来たか!」とうれしくて(笑)。この作品自体“グルメもの”というくくりでもあると思うのですが、本当に一つ一つの食べ物が全部魅力的で、それをみんなで頑張って再現しようとしているんだなと楽しんでいます。僕が出ていないシーンの食べ物もすごく楽しみです。
――それぞれ、ご自身のキャラクターについての魅力を教えてください。
佐伯:僕は、グレゴーリオ・ヴァレンティノというイタリア人とのハーフなのですが、まず、イタリア人役が初めてでして(笑)。
葉山:今後もなかなかやらないと思いますよ(笑)。
佐伯:そうだね(笑)。最初に監督もおっしゃっていたのですが、外国の方の距離の詰め方というか、壁の薄さを意識しています。日本人の僕らからしたら、ちょっと「おぉ!?」と思うような瞬間もあるけど、意外とそういった陽気なテンションが楽しく感じたりとか、それで助けられたりとかすることもあって。
そんな誰にでも分け隔てなくフレンドリーに接することができる彼の“陽のエネルギー”が、僕自身も好きなので、ドラマの中でもどんな時でも明るく過ごそうと前向きに努力する人間の明るさみたいなものが伝わったらいいなと思います。
葉山:僕の演じるときたかは、達観しているキャラクター。普通に会話をしてしまうとテンポ良くいきがちなので、ほかの3人と比べて、せりふの間を気を付けたり、スピードを気を付けたり、落ち着きを意識したりして演じています。みんなの行動に後からついていくようなタイプなので、ちゃんと冷静に物事を考えて“落ち着く”ことをテーマに、そこをポイントにしています。
白洲:角崎は、いつもおちゃらけていますが、その行動にも実は理由があります。“八京のために”という思いがあって、すごく情に厚い男なのかなと感じています。あとは、1人のパティシエとして、ものすごく努力家。でも、そういう部分を絶対に人に見せないところが、強さでもあり、弱さでもあると僕は思っていて、そのバランスをうまく演じることができたらいいなと思っています。だから、その分おちゃらけるところは、突き抜けないといけないなと思いながら、苦戦しています。でも、楽しいです。
佐伯:厳かだよね。
葉山&白洲:えっ…どこが(笑)!?
佐伯:(笑)。
葉山:すごく良いチームワークができていて、最初からそれを感じていました。普段の現場ではあまり感じられない団結力があるようにも思いますし、スタッフ・キャスト関係なしにコミュニケーションを取っているので、その良さが画にも出ているような気がしますね。
白洲:僕は、少し遅れて入ったんですけど、とにかくキャストもスタッフさんも、全員仲良過ぎなんですよね(笑)。なかなかないレベルです(笑)。大体現場は和気あいあいとやる現場が多いですけど、そのレベルは超えています。
葉山:確かに。“和気和気和気和気あいあいあいあい”ぐらいですね(笑)。
白洲:最初はちょっと驚きました。「なんでこんなに仲良いんだろう?」って。
――その輪にはすぐに入っていけたのでしょうか?
白洲:皆さんが巻き込んでくれました。
■どの現場でもやったらいいと思うくらい清々しい
――一番のムードメーカーはどなたですか?
葉山:誰とかは特にないんじゃないですかね。主演ののんちゃん(小瀧)含めて、みんなが盛り上げてくれています。
佐伯:でも、小瀧くんが率先してくれている気はしますよね。
葉山:そうですね。鼓舞してくれているというか。
佐伯:「そういうタイプなんだ」って意外でしたけど、現場でもめっちゃ声出すし、そういうのが僕はすごく好きで。
葉山:僕も勝手にクールなイメージを抱いていたので、割と衝撃でした。盛り上げて引っ張ってくれるので、とても安心してついていけるなと感じますね。
――小瀧さんや、大西さん含め、共演者の裏話や面白エピソードがあれば教えてください。
葉山:はい(笑)。でも、ちょっと使えない内容の方が多いですね(笑)! 男が集まってしまうとどうしても(笑)。ギリギリ使えそうなところで言うと、1人ずつのシーンが終わるたびに、みんなで拍手をしたりと、テンションがずっと高いまま維持されている現場ですね。それを率先してくれているのが、のんちゃんと大西くんです。
白洲:あの風習はいつ生まれたの(笑)?
葉山:あれは確か、大西くんのカットの時に、みんなの予想を上回るすごく奇想天外な芝居を大西くんがして…。
佐伯:素晴らしい演技だったんだよね。
葉山:そこで「りゅちぇ(大西)ナイス!」ってことで、のんちゃんが率先してやり始めたんじゃないかなと思います。そこから自然とスタッフさんも拍手するようになって。
佐伯:どの現場でもやったらいいと思うくらい気持ちが清々しいんですよね。
葉山:ありがたいですよね。NG出しても拍手が沸き起こったりして。
白洲:確かに、すごく空気が良くなりますよね。
佐伯:だから、ゲストで来る方は「何の拍手!?」ってなってます(笑)。
佐伯:あと、小瀧くんと大西くん間のルーティンが出来上がっていて、小瀧くんが何かを言うと大西くんが必ず復唱するんですよ。でも僕らが言っても復唱してくれないんです。
葉山:ジャニーズ事務所の先輩後輩の上下関係は守るけど、僕らの上下関係は無視なんですよ(笑)。そういうのを貫き通している大西くんがすごくかわいいんです(笑)。
佐伯:大西くんは別に無視しているわけじゃないんですけど、「これはこういうルールなんで」とか言って(笑)。僕らが何か言っても「それは言えないです」みたいな顔するんですよね(笑)。あれは、狙ってやってます。小瀧くんが「ポンポ~ン!」って言うと「ポンポ~ン!」って言うし(笑)。
葉山:僕らが「ポンポ~ン!」って言うと無視されます(笑)。
佐伯:あれ寂しいよね。
葉山:寂しいですね。
■イタリア語はコソコソ習得?
――同世代の方が多いですが、共演者から刺激を受けるような出来事はありましたか?
葉山:大地くんはイタリア人と日本人のハーフの役なので、アドリブでイタリア語を急に入れてきたりして、さすがだなと思っています。コメディーチックなシーンの時には、大地くんがイタリア人としてのアドリブを効かせてくれてシーンがより面白くなったりするので、「すごいな。どこで調べたんだろう?」って感心しています。
佐伯:コソコソやってるんだよ。
葉山:最近は、「あ、これ大地くんぶっこんでくるだろうな」という免疫が付いてきているので、本番中に笑わないようにしようと頑張っています。
白洲:良いチームワークっていうことだよね。いいな~。僕のシーンの時はあんまり見られないからな~。
佐伯:角崎さんとのシーンの時、僕ら(葉山&佐伯)大体黙ってるもんね。角崎さんのシーンでは、さすがにふざけられないので(笑)。
白洲:奨之は、性格的に本当はもっといろいろ遊びを効かせたいんだろうけど、ときたかとして引き算をしてやっているのがすごいなと思います。周りを見て、いい塩梅で間を取っていますね。
葉山:迅くんの良いところは、僕らでも考え付かなかった角崎の像を打ち出してくるところです。その姿が見ていて面白いですし、普段の迅くんがローテンションなので、テンションをガッと上げて演じ切っている姿が、たくましいなと思います。僕だったらワンテークでそこまでテンションを持っていけないですし、監督に言われたレベルまですぐに持っていける力がすごいなと思います。
佐伯:僕は単純に、白洲さんのシーンは、“見ていて楽しい”というのがすごいと思います。「今日は角崎のシーンだ」と思うと、「どういうふうにやるのかな?」ってワクワクするんですよ。“楽しい”と思われるのってすごいなと、白洲さんを見て気付いたんですよね。僕も自分のシーンのときに、周りのみんなに「ぐれのシーン楽しみ」って思ってもらえることを大事しようと気付かされました。
白洲:ごちそうさまです。恥ずかしいわ、この褒め合い(笑)。
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
佐伯:おいしい料理と、男子たちが集まって何かを一緒に頑張る姿というのは、皆さんの心に刺さるものがあると思いますので、ちょっとおなかがすく時間ですが、ぜひほっこりした気持ちになっていただけたらうれしいなと思います。
葉山:各話すてきなお客様も訪れてくださります。自分も「鹿楓堂」のメンバーだと思って見ていただき、ちょっとでも癒やされてくれたらなと思います。
白洲:角崎は、「鹿楓堂」のメンバーたちをかき乱すある種のトラブルメーカーとして、毎回お話が展開していくきっかけになるキャラクターでもあるのですが、一番の見どころは八京との絡みと、それによってスイや「鹿楓堂」のメンバーにどういう影響を与えるかという部分だと思います。ほっこりパートは「鹿楓堂」メンバーにお任せして、物語のスパイスとして、ちょっとピリッとした要素を加える角崎&八京の姿を楽しんでいただけたらうれしいです。
(出典 news.nicovideo.jp)
奨之くんの笑顔いつもカワイイよね~♥
『鹿楓堂よついろ日和』(ろくほうどうよついろびより)は、清水ユウによる日本の漫画作品。『ゴーゴーバンチ』(新潮社)にて、2013年10月発売のvol.1号からvol.20号まで連載。同誌の休刊に伴い、同社の『月刊コミック@バンチ』に移籍して2018年3月号から連載を再開。同誌がリニューアルして『月 33キロバイト (2,877 語) - 2022年1月24日 (月) 09:50 |
【葉山奨之】
葉山 奨之(はやま しょうの、1995年12月19日 - )は、日本の俳優。大阪府出身。トライストーン・エンタテイメント所属。身長177cm。 大阪府出身。小学2年生の時に親の仕事の関係で上京する。映画『クローズZERO』の小栗旬に憧れ、中学3年生の時にオーディションを受け[要出典]同じ事務所に入る。
★テラスハウス(2017年12月~フジテレビ、Netfilx)スタジオコメンテーター
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