サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)、中川家(剛・礼二)、ブラックマヨネーズ(小杉竜一・吉田敬)、東京03(飯塚悟志・豊本明長・角田晃広)、スピードワゴン・小沢一敬、チュートリアル・徳井義実が一堂に会する、BSフジ開局20周年記念「爆笑サンデースペシャル」が3月28日(日) 夜10:00-0:30に放送される。

【写真を見る】M-1やキングオブコントなど、20年間の出来事を振り返るサンドウィッチマン

サンドウィッチマンらは、毎週日曜「BSフジ爆笑サンデー」枠で放送中の5番組でそれぞれMCを担当している。
今回は、BSフジが開局20周年ということで、この豪華メンバーが集結し、彼らの芸人としての20年を振り返るトークをはじめ、それぞれのイメージを語り合う企画などを実施。「WEBザテレビジョン」では収録現場を取材し、その様子を紹介していく。

■20年間の「最高の出来事」は？

珍しい組み合わせに「うれしいです」と語る芸歴も近い11人。富澤が「第7世代がいないので楽です」と言うように、さすが中堅芸人といった落ち着いた雰囲気が漂う中、収録がスタートする。

まずは、事前のアンケートを基に、この20年で起きた「最高の出来事」を振り返る。最初にモニターに映し出された回答は『M-1グランプリ優勝』。出演者の中で、M-1優勝者は中川家、ブラックマヨネーズ、サンドウィッチマンの3組と徳井。
その中の何人かを除き、多数がこの意見だったと発表される。

M-1出場時を振り返り、2001年優勝の礼二は「優勝後、松本(人志)さんからダメ出しをされた」と、チャンピオンになったあとの苦い思い出を告白。すると、徳井も「(2001年の決勝でチュートリアルは)松本さんからの得点は50点だった」と回想する。

さらに2006年優勝の徳井は、ブラックマヨネーズが優勝した2005年、自身のコンビは5位だったことに触れ、翌年までの一年間がつらかったと話すなど、賞レースに懸けていた若手時代の熱いトークが展開される。

また、「キングオブコント2009」王者の東京03は、3人そろって最高の出来事に優勝を挙げる。その年、2ndステージまで優勝争いを繰り広げていたサンドウィッチマンと東京03だが、飯塚は「おかげでリラックスして(ネタが)できた」と、ある勝因を明かす。

■東京03の“あの事件”、徳井の“例の件”を深堀り

続いて、テーマは「最低だった出来事」に移るが、東京03の3人はここでも同意見。飯塚は「詳しくは話したくもない。でも本当に“最低”だった」と、“あの事件”を挙げ、伊達や剛が素知らぬ顔で深堀りしていく。
さらに、その会場にいたという徳井とブラックマヨネーズも加担。飯塚は「話すの？これ」と戸惑いながら、雰囲気に飲まれ全貌を告白する。

また、徳井は『圧倒的に例の件』と、自らの過ちを挙げる。
その理由として「これ以外、悪いことなんかない」と話し、周囲から「ドキュメンタリーみたい」「本当に“爆笑サンデー”？」とツッコまれるほど、謹慎期間の過ごし方を赤裸々に語る。

さらに、お題は「二度とやりたくない仕事」へ。富澤やブラックマヨネーズが、若手時代に課せられた、信じられないほど過酷な仕事の裏側を明かす。


合間には「歌コーナー」も。声優ユニット・ギルドロップスが登場し、歌とダンスを披露。芸人たちは彼女たちからの要望で、アイドルらしい自己紹介に合わせ、嫌々ながらも野太い声でレスポンスをしていく。

■投票で“No.1”を決める

続いての企画は「この中のNo.1は誰だ!?」。テーマに合わせ、11人が事前に投票した結果を発表する。『一番、真面目なのは？』『一番、恐ろしいと思うのは？』といった質問の答えとその理由が読み上げられ、照れながら話を聞く出演者たち。

『相方以外でコンビを組むなら？』というテーマでは、礼二が「歴代のM-1王者で一番面白い」と、ある人の名前を挙げる。また、ブラックマヨネーズは同じ人に投票。そして、「まず売れるでしょ」と絶大な信頼を明かす。

『一番面白いと思うのは？』というアンケートでは、角田が「今日もずっと面白いと思っていました」と告白。さらに、相方を指名する者も現れ、長い付き合いとなった今でも「飽きない」とその理由を語る。

最後に、BSフジで芸歴20年以上の芸人を対象にして行われた「お笑い成人式」にて、上位に輝いた3組による「ネタ祭」を実施。三拍子、マシンガンズ、磁石がネタを披露する。

小沢は「20年を超えてなきゃ、できないものってあるね」としみじみ語り、他メンバーも終始大笑い。

その後、3組と出演者がトークを展開。「今度、どう生きていけばいいか」など、三拍子らの切実な悩みが打ち明けられる。

豪華メンバーによる20年間の裏話が盛りだくさんの「爆笑サンデースペシャル」は、3月28日(日)に放送。