29日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『第10回GODDESS OF STARDOM~タッグリーグ戦~』が行われ、吏南がSTARSを裏切りかつて木村響子さん&花さん親子が所属していた大江戸隊への電撃加入を果たした。
スターダムには実の三姉妹レスラーである羽南、吏南、妃南が在籍。今年4月から高校生になった長女の羽南、中学2年生の双子である吏南&妃南は3人共に幼少期から柔道に親しんでおり、スターダムのリング上でも払腰や大外刈などの柔道技を駆使して活躍。
そして、次女の吏南は今年5月に亡くなった木村花さんが結成したユニット“TOKYO CYBERSQUAD(以下TCS)”に加入しており、花さんのコスチュームと同じ足飾りを付けるなど妹分としてかわいがられていた。
そして花さんの死後は花さんの必殺技であるハイドレンジア(変形グラウンド卍固め)を継承するなどその遺志を継いで戦ってきた。
TOKYO CYBER SQUAD
リーダーの花さんを失ったTCSは動揺を隠せず試合中の仲間割れが目立つようになり、王座戦などの大舞台で結果を出せない日々が続いた。
これに対して大江戸隊が「こんなTCSなら無くても変わらない」とユニット解散をかけた抗争を仕掛け、今月3日の横浜武道館大会で敗れたTCSは解散。
TCSのメンバーは全員スターダムの正規軍的ユニットである“STARS”へ吸収された。
この日の第1試合では、鹿島沙希vs吏南vs妃南vsルアカvsゴキゲンです☆の5WAYマッチが行われ、STARSの吏南&ルアカ&ゴキゲンが結託して試合を有利に進めていく。
しかし、STARS優勢の序盤は気だるげに試合を眺めていただけだった大江戸隊の鹿島は、終盤になるとルアカ&ゴキゲンを排除して吏南と妃南の一騎打ちの場面を作り出す。そして鹿島は吏南がピンチになると妃南へビッグブートを叩き込み、吏南が横入り式エビ固めで3カウント。
試合後、鹿島が笑顔で吏南に手を差し出し、吏南はその手を握り返して2人仲良く手をつないで退場。
バックステージに戻った吏南は「自分の求めてないSTARSというユニットにいても成長出来る気がまったくしなかったし、あんなキラキラしてるの自分に合わないし。自分はもっと成長するために大江戸隊で、もっと強くなって、自分の夢は大江戸隊でしか叶えられないと思っているから、自分のやりたいように出来る大江戸隊に入りました。自分の求めているものがないSTARSにいたって、成長は出来ないから」と裏切りの真意を語る。
木村花
木村花と同じ足飾りの吏南
その後、大江戸隊の首魁たる刀羅ナツコは、「吏南は今中学2年生で、キッズレスラーって言われてる。他にも双子の妃南とか姉貴の羽南、あと今日復活したルアカ。正直見ててみんなモッサリしてる。初めて見た人は誰が誰だか分かんない。そんな中で吏南はずば抜けて惹かれる存在だと思ってる。今までTCSにいても、いつも花の真似……“ミニ花”みたいな?そんなんじゃなくて吏南は吏南で輝けるってことを大江戸隊に入って証明してほしい。
吏南はまだ若くて時間があるから、今の内から調教していったら、吏南が私たちと同じ世代になったとき、アイツはスターダムでヒールとして天下取れるから」と吏南の将来性に太鼓判を押した。
大江戸隊は、スターダムに参戦し始めた頃の花さんも加入し飛躍の場となったユニット。
新天地に向けて一歩踏み出した吏南の今後の飛躍に注目したい。
(出典:バトルニュース)
吏南ちゃんがんばれ♪
木村 花(きむら はな、1997年〈平成9年〉9月3日 - 2020年〈令和2年〉5月23日)は、日本の女子プロレスラー。スターダムに所属し、芸能活動においてはWALKに所属した。母は元女子プロレスラーの木村響子。実父はインドネシア人。 プロレスリングA.C.E.(2016年 - 2018年) WRESTLE-1(2018年 33キロバイト (4,708 語) - 2020年10月24日 (土) 06:21 |
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