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漫画家・中村珍氏が女性2人の"極限の愛憎"を描いた「羣青」(小学館IKKIコミックス刊)が、Netflixで映画化されることが決定。
タイトルは「彼女」となり、水原希子とさとうほなみが共演
「彼女の人生は間違いじゃない」「ここは退屈迎えに来て」の廣木隆一監督がメガホンをとることがわかった。

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本作は、決して叶わぬ恋のために"人を殺した女"と"殺させた女"の逃避行を描いたロードムービー同性愛者の永澤レイと、夫から壮絶なDVを受けている篠田七恵。
高校時代から七恵に恋をしていたレイは、彼女のために夫を殺害する。
自分のために殺人まで犯したレイに疎ましさと恐ろしさを抱く七恵と、そんな彼女を生かすため、すべてを受け入れるレイ。2人は互いに愛を欲しながら、絡み合わない想いをぶつけ合っていく。

原作者の中村氏は「ルーツは『羣青』という漫画ですが『原作の再現』だけが映像化の最適解ではないので、題も人の命名も、脚本も、『彼女』を作る皆様にお任せしました。
原作に心を寄せた人が別解釈に抵抗を感じたり、逆に、原作を苦手な人が映画で愉しめたり、それぞれあると思います」と説明。
「原作の人物に寄り添って頂けることも幸いですし、映画化にあたっては同じルーツの物語が別の姿で愛されるかもしれない機会を得ることに最良の意義を感じています」と話している。
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水原は、自由に生きているように見えて、実は同性愛者であることを家族に言えず生きづらさを感じているレイ役に挑戦。
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夢にまで見た初めて愛した彼女と一緒に過ごした悪夢のような時間。彼女が知らない"愛"を証明する為に自分を犠牲にし、ボロボロになりながら奮闘する日々は、とても苦しく、今振り返っても胸が締めつけられます」と語る。

そして「七恵役のさとうほなみさんが居なかったらきっと乗り越えられなかったと思うほど、全てを曝け出して限界まで演じました。この役を演じて、愛するという事、生きていく上で大切な事がよりシンプルな物になった感覚があります」と思いの丈を述べている。

七恵役のさとうは「"殺させた女"であるわたしは、常に『自分は天涯孤独だ』と思いながら撮影しておりました。温かい現場でありながらそのような気持ちで居続けられたのは良いチーム、良い作品だからこそ成し得たことです」と述懐。
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一方、廣木監督は「原作の持つエネルギーの強さに引きずられ、女と女の映画を初めて監督させてもらいました。その中で性別を超えたものや超えられないものが見えて来ました。それで何をテーマにすべきかは一つだと。そして見えてきたものにすがりつき、ここまでプロデューサーシナリオライタースタッフ達とキャスト達と旅をしてきました。その旅を観客の皆さんと共有できれば最高だと思います」とコメントを寄せている。

彼女」は、吉川菜美が脚本、細野晴臣テーマ曲を担当。
21年春から、Netflixで全世界同時配信を予定。

中村珍氏の漫画「羣青」を映画化!水原は“人を殺した女”に

(出典 news.nicovideo.jp)


羣青』(ぐんじょう)は、中村珍による漫画作品。2007年から2009年まで講談社の漫画雑誌『モーニング2』誌上に連載された後、2010年から2012年まで小学館の漫画雑誌『月刊IKKI』に発表の場を移して連載された。 自分を慕うレズビアンに夫を殺させた女性と、好きな女に頼まれて殺人を犯したレズビア
6キロバイト (917 語) - 2019年3月29日 (金) 02:55

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