2019y05m20d_152740384


 AKB48グループメンバーとして活動し、昨年の4月末日をもって同グループを卒業して、現在は女優としてまい進中の北原里英さん(27)。卒業後、初となる主演ホラー映画『映画 としまえん』が公開中です。

北原里英
北原里英さん
 遊園地としまえんを舞台に高校時代からの仲良しグループが怪現象に巻き込まれるホラー作品に挑んだ北原さんに、作品にまつわる話題はもちろん、卒業してからの自身の変化などを聞きました。

「AKB48のメンバーと遊びに行きました」

――ホラー作品はドラマで経験済みかと思いますが、今回は映画で主演です。

北原里英(以下、北原):もともとホラー映画は好きですし、『劇場霊からの招待状』をやったときに監督さんがすごく褒めてくださったんです。私は目も丸いですし、もしかしたらホラーは向いているのかもしれないと思って。みなさんにもそう思ってもらえるように頑張ろうと思いました。

――としまえんのもともとの印象は?

北原:以前、プライベートでAKB48メンバー4人で遊びに行って、とても楽しかった思い出があります。空中ブランコに乗ったんですけど、結構怖くて、乗り終わったあとに一緒に行った横山由依ちゃんの髪型が、風でスネ夫みたいになっていたのをすごく覚えています(笑)遊園地の規模としてもなんだかちょうどいいですし。ものすごく混んでいるわけでも空いているわけでもなく、ちょうどいい感じの遊園地かなと思います。

――今回の作品では、としまえんの呪いがテーマですが、その中で展開する女子グループ特有の関係性も怖いです。北原さんはアイドルグループにいたこともあり、女子グループには詳しいですよね。

北原:“女子あるある”みたいな話が結構描かれていると思います。立場は人それぞれですが、誰でも一度は心当たりがあるような出来事かなと思います。私自身はあの6人のなかでは自分が演じた早希に一番近いので、すんなりと気持ちが分かりました。

――優等生に見えるとか?

北原:あと、どっちつかずになってしまうところですね。八方美人タイプなので。そこはすごく共感できました。大人になったらああいう出来事はもう起きないと思いますが、彼女たちは高校生なので、あんなふうになるのも分からなくないです。

きたりえが怖い都市伝説は「Siri系」

――本作ではホラー映画撮影ならではの出来事とかはありましたか? お祓いをしてから撮影に入ったとか。

北原:撮影中に起こった怖い出来事とかは一切ありませんでした、残念ながら(笑)。東映の本社でお祓いをやらせていただいたんですけど、一番お祓いをしないといけない、高校時代に行方不明になった由香役の小宮有紗ちゃんがお仕事で出られなかったんです。みんなで「彼女が一番、お祓いしなきゃだめでしょ!」ってツッコんでいました(笑)

――もともとホラー映画が好きとのことですが、どんなところが好きなんでしょうか。

北原:イベント的な要素として好きなんだと思います。特に夏の夜にお泊り会をしたときにみんなで観るホラー映画が大好きです。以前、AKB48の地方から上京してきたメンバー数名と一緒に住んでいたとき、指原(莉乃)や、大家しいちゃん(志津香)たちと、近所で『ほんとにあった! 呪いのビデオ』を借りて観ていました。

――いま気になっている都市伝説はありますか?

北原:Siri系の都市伝説が怖いです。いつか絶対に人工知能(AI)と人間が衝突すると思っていて、それが本当に怖くて。AIに限らず、「ロボットがここまで進化しました!」みたいなニュースを見ると、「あのロボットが反逆の意思を持ったらきっと人間は勝てないよ!」と思って、本気で怖くなります。だから、街中でペッパーくんに会ったときは、嫌われないように優しくしています。

女優として大事なのは「人間力」だった

北原里英

――グループを卒業して1年が経ちました。卒業を決断した理由は?

北原:区切りや、キリの良さを大切にしたいタイプなので、自分にとってデビュー10周年だったということが大きいです。すごく怖かったですが、ここで、もともとやりたかった女優業に本腰を入れたいと思いました。踏み出してからは毎日、本当に楽しいし、やりがいを感じています。仕事以上に好きなことに出合えないことが悩みなくらいです。

――自分の中で感じている変化はありますか?

北原:どうしても他人と競わないといけない環境にいたけど、その時より自分自身の気持ちが少し解放されたような気がします。自分は自分らしくいければいいと思えるようになったおかげで、すごく明るくなりました。やりがいや、責任もより感じますが、焦りはなくなりましたね。

 昔は「何歳までにあれをやらないと、売れない」「何歳くらいまでにドラマレギュラーをやっておきたい」といったことを考えていました。でも、今は自分が求められる仕事を、とにかく一生懸命にやることが正しいのだという考えになりました。

――女優として新たなスタートを切って、何か影響を受けたり、印象に残ったりしている先輩からの言葉などはありますか?

北原:今年、『どろろ』という舞台をやらせていただいたんです。千秋楽を迎えてから、演出の西田大輔さんと連絡させていただいていたときに、「女優として演じるといっても、一人の人間がやっているわけであって、大事なのは人間力です。里英ちゃんはちゃんと人間力のある女優さんなので、そこは自信を持ってください」という言葉をいただいて。すごく嬉しかったです。

 この作品の前に主演させていただいた白石和彌監督の『サニー/32』を通して、大切なのは人間力だと感じていましたし、そこで学んだことは間違っていなかったんだって。それを少しずつ実行に移せていて、本当に嬉しかったです。

卒業後は、自分の過去を肯定して前に進む

としまえん

――季節的にも新しい場所で新しいことに踏み出している人も多いです。そうした方々に、新しい場所に踏み出して1年の北原さんからメッセージをいただけますか?

北原:踏み出してみて思うのは、過去にやってきたことはムダではなかったということです。グループにいたときには、10年もやるなんて思っていなかったですし、卒業も遅かったと思います。1人の女優として踏み出すのは、正直、遅かったと今でも思うことがありますが、だからこそ、今、新しい場所に踏み出している人にも過去を肯定してあげることは大事だと伝えたいです。

――最後に『映画 としまえん』公開へのメッセージをお願いします。

北原:ホラー映画ですが、ホラーが苦手な人でも、ちゃんとギリギリ観られるラインの作品だと思います。ぜひ食わず嫌いせずにいろんな方に観ていただきたいです。男女で感想も違うと思うのでデートとかで観て、そして実際にとしまえんに足を運んでいただきたいです。

<取材・文・撮影/望月ふみ>

【望月ふみ】

ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異

北原里英さん

(出典 news.nicovideo.jp)


【北原里英】
北原 里英(きたはら りえ、1991年6月24日 - )は、日本のアイドル、女優。女性アイドルグループNGT48チームNIIIのメンバーで同グループおよびチームではキャプテンを務める。2015年8月26日まではAKB48メンバーで、2012年8月24日から2013年4月28日まではAKB48とSKE48を兼任していた。Not yetのメンバー。愛知県一宮市出身。太田プロダクション所属。
★2012年10月-12月『テラスハウス』に出演。




この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitterで「terracehouse_lovelog」をフォローしよう!

こちらもおすすめ!

人気記事ランキング

    コメント

    コメントする

    コメントフォーム
    記事の評価
    • リセット
    • リセット